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【50代からの夫婦のかたち】ふたり暮らしが始まったら、まず“距離感”を見直してみましょう

  • 笑顔の花ヨガ&整体
  • 4月30日
  • 読了時間: 8分

子供が巣立ち、

とうとう訪れた「夫婦ふたりだけの時間」。


夫婦でリビングにいる。奥さんはあまりにこやかではない
夫と二人だけの、何かしっくりいかない毎日。変化への戸惑い

これまで忙しさの中で気にしないようにしていた「距離」や「違和感」が、ふと心に引っ掛かることはありませんか?


「食事の用意、私がずっとするの?」「なんだか疲れるな...」と感じることが少しずつ増えてきた...


その気持ちは、これからのふたりの暮らしに必要な「ちょうどいい距離感」を見直すタイミングかもしれません。




夫は新聞を読み、妻は食事をしている
食事のタイミングが違うことも自然なこと

夫婦だからといって、いつも仲良く、全てを共有しなければいけないわけではありません。


子育てがひと段落ついたということは、暮らしのステージが変わったということ。


夫婦ふたりの生活に「新しい距離感」の調整が必要です。



このブログでは、「夫婦ふたり」の暮らしをらくに心地よくするためのヒントをお伝えします。


この記事を読むと....


夫とは別行動で鼻歌混じりに出かける妻
束縛せずに、「それぞれ」で楽しむ

  • 夫婦ふたりの暮らしにおける「ちょうどいい距離感」の大切さがわかります。


  • 「距離を置くこと=悪いこと」ではなく、「ちょうどいい関係」を築く方法が見えてきます


  • 夫婦の会話・生活スタイル・食事の時間など、暮らしの中でできる具体的な工夫がわかります


  • 「私ばかり頑張ってる...」という思いから抜け出し、気持ちにゆとりが生まれます


  • 無理なく、自然な形で“自分の時間”を大切にできるようになります。


この記事のメリット


自分の食事を作る夫・自分のことだけを楽しむ妻
「夫のことを何もしない日」をつくっていい。

  • 夫婦関係のストレスやプレッシャーを軽減するヒントが得られます


  • 自分の気持ちを大切にしながら、パートナーとの関係を見直すきっかけになります。


  • 「夫婦ってなんだろう...」「この先どうなっていくのかな...」

    と悩む日々から、「これでいい」と思える安心感が得られます


  • 今後のふたりの人生を、「自分らしく心地よく過ごしていくヒントが見つかります


夫婦ふたりの暮らしに、ちょうどいい距離感を見つけるために

1.「全部一緒に」は、もう卒業してもいい


ソファでくつろぐ夫・部屋でヨガをする妻
家にいてもお互いが自由に過ごすことで気がラクに

子育てが終わり、夫婦ふたりだけの時間が増えると、

「これからはふたり、ゆっくり過ごせるね」そんなパートナーの言葉にどこか不安や違和感を感じることはありませんか?


「なんとなく一緒にいるのが疲れる...」「食事の時間もずっと一緒じゃなきゃだめ?」「ひとりになれる時間がほしい」


もし、そんな気持ちが少しでもあるなら–––––––

それはとても自然なことなんです^^



子供がいる賑やかな生活と、ふたりだけの穏やかな生活との比較
時の経過とともに、ふたりともが「自分を大切にする」フェイズに

子どもが一緒に暮らしていた頃、リビングに集まって「みんなで共有の時間を過ごす」ことが自然でした。


少しずつ手が離れ、パートナーはテレビ、子供はゲーム、自分は家計簿やスマホなど。

同じ空間にいても、それぞれが自分の時間を過ごすようになり。



でも今、ふたりだけになると

「会話しなきゃ」「共有しなきゃ」という無言のプレッシャーが生まれ、かえってつかれてしまうことも。


だからこそ、これからのふたりの暮らしでは、

「一緒にいない時間」をつくることが心地よさのかぎになります。


【私の経験を少しご紹介すると...】


夫と妻と違う部屋でそれぞれが楽しむ
離れる過ごすことは、心地よい生活のための選択肢。自然なこと

私自身、「ひとりで過ごしたい」と伝えるのに、少し勇気がいりました。

でも、「今日は自分の部屋でのんびりするね」と話したら、夫からは「なんで?」ときかれて。

その時私は、「ちょっと、誰もいない空間にいたいだけ」とだけ伝えました。


今では、自然とお互いに離れて、それぞれの時間を過ごせるようになっています。


もし、自分の部屋がないなら、リビングで過ごすときにこんな工夫もおすすめです。


  • 「ちょっと集中したいから1時間は話かけないでね」

  • 「もし話しかけても、返事できないかもしれないけど、あとでちゃんと聞くね」とひとこと伝える


または、

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴きながら、自分の世界に浸る時間をもつのも◎

(このときも、「話しかけられても返事ができないかも」と伝えておくとスムーズです)


子育てがひと段落した今、返事すらおっくうなほど**「自分時間をもちたい」**という気持ちは当然のこと。


👸「離れること」は悪いことではなく、ふたりの関係を守るための工夫。

そんな視点で、あなた自身の時間も大切にしてくださいね^^



2.会話のプレッシャーを手放す


「何か話さなきゃ...」そう思うほどかえって疲れてしまうことありませんか?


以前は、子どものことや家のことで、自然に会話が生まれてきたけれど、

ふたりだけの暮らしになった今、沈黙が増えるのは、誰にでも訪れる感覚です。


リビングにいる夫婦。会話がなくても安心できる空気
沈黙は「安心できる時間」です

実はその沈黙も、ふたりの時間の大切なコミニュケーション。

「話したい時に話す」「黙っていても、心地よくいられる」

そんな関係も、これからの夫婦にとってとても素敵なありかたです。



気を遣って会話をする夫婦・沈黙で心地いい夫婦
「会話があるのがいい夫婦」でなく、「沈黙でも心地よい夫婦」が自然

【私も以前は....】

私も以前は主人の趣味の話題をふったり、「何か会話をしよう」とがんばることもありました。でも、あるとき気を使いすぎている自分に気づいて...


そこから「わざわざ会話を作ること」をやめてみました。


お互いに沈黙のまま過ごす時間が増えたけれど、窮屈に感じたら、そっと別の部屋に移動する。

そんな過ごし方が、今ではわたしたちにとって日常的なスタイルです。


たまに主人のほうから話題をふってくることもあるんですよ^^


3.食事のスタイルを見直してみる


毎回一緒に食事をすることが、なんとなく負担に感じることはありませんか?


夫婦がそれぞれ別行動で食事を楽しむ
それぞれの食事を楽しむ日があると気がラクに

そんなときは、曜日ごとに担当を分けたり、それぞれで用意する日を設けてみるのも一つの方法です。 


「今日はそれぞれで食べよう」と決めるだけで、お互いの時間を大切にできて、気持ちもラクになるかもしれません。



–––––––でも、「そんなこと言ったら、怒られるかもしれない...」と不安に感じる方もいるかもしれません。


そんな時に意識したいのが、「相手を否定するのではなく、自分の気持ちとしてやさしく伝えること。」


妻が胸に手を当てながら夫へ相談をもちかけている。夫は真剣に聞いている
嫌な気持ちを伝えるのではなく、お願い事を伝える

例えば、こんな言い方はいかがでしょうか?


「最近ね、自分の時間も少し大事にしたいなって思ってて。もちろん一緒に食べる時間もいいけど、週に一回くらい、それぞれ自由に過ごせる“自由ごはんの日”を作ってみるのはどうかな?」

こう伝えると、自分の気持ちがやさしく相手に届きやすくなります。



【ちなみに私は...】


胸を撫で下ろしてほっとした顔の男性
「お願いごと」として丁寧に伝える

「あなたといるのがイヤってことじゃないよ。ちょっと“ひとりの時間”も欲しくてねと一言添えるようにしています。

👸この言葉があると、「自分が拒否されたわけじゃない」と安心してもらえるんです^^




また、実際に取り入れやすくするために、こんな工夫もおすすめです:

「今日はお味噌汁だけ作るね。おかずはスーパーで好きな物買って食べてね^^」「ご飯は炊いてあるから、あとは冷蔵庫にある惣菜や買ってある物の中から好きなもの選んでね」

“全部やってね”ではなく、**「選ぶだけでOKだよ」「少しは準備してあるよ」**というスタンスにすると、相手にも伝わりやすく、実行しやすくなります。


4.自分の時間を大切にする


カレンダーに「ひとり時間」と書き込み、リラックスしている
夫といる時間も大切。自分だけの時間も、も同じくらい大切

夫婦で過ごす時間ももちろん大切ですが、「自分のための時間」も同じくらい大切にしていいものです。


これまでは、子どもや家族を優先する毎日で、「自分を優先する時間」はなかなか取れなかった方も多いと思います。


だからこそ、今「一人になりたい」「自分のペースで過ごしたい」と感じるのは、ごく自然なことです。


最初は、ご主人が戸惑うこともあるかもしれません。

けれど、あなたがやさしく、でもしっかりと自分の気持ちを伝え、引かずに過ごすことで、お互いに心地よい暮らしのバランスが見つかってきます。


そうして生まれた“自分時間”では、趣味に没頭したり、友人と会ったり、一人でのんびり過ごしたり–––––––


そのひとときが、あなたの心に余白とやさしさをもたらしてくれて、結果として夫婦関係にもいい影響をもたらすのです^^


5.「夫婦一緒に」を卒業したら、「それぞれを楽しむ」へ


「ひとりの時間を楽しむ」ことは、決して夫婦仲が冷めたということではありません。


むしろ、お互いを思いやるからこそ、「依存しすぎずに、それぞれの人生も大切にする」という新しい関係のカタチです。




ひとり行動は夫婦のいい関係に必要なことを表現するイラスト
「離れる」のではなく、「緩やかに寄り添う」この関係性が夫婦ふたりの暮らしをよりよくしていきます

年齢を重ねると、体力的にも無理がきかなくなってきますよね。

だからこそ、「できることは自分でやる、無理はしない。」そんなスタンスが、お互いにとって心地よくなっていきます。


そのうえで、ふたりで過ごす時間も、ちゃんと楽しむ。


「一緒にいる=ずっと一緒にいる」ではなく、

「別々の時間も楽しめるからこそ、一緒の時間もまた楽しめる」


–––––––それが、これからの夫婦ふたり暮らしの「ちょうどいい距離感」かもしれません^^


まとめ:50代からの夫婦関係、新しい距離感で心地よく


子育てが一段落し、夫婦二人の時間が増えると、「ずっと一緒か...」と「ひとりの時間が欲しい」といった気持ちが芽生えることも自然なことです。


家の中でもお互いひとり時間を大切にするイメージ
子育て中と、ふたりだけになった夫婦の関わり方は変わっていくのが自然なこと

大切なのは、お互いの「ひとりの時間」を尊重しあうこと。

無理に会話を続けたり、毎回一緒に食事をすることにこだわらず、それぞれの時間を楽しむことで、夫婦関係にも新たな風が吹き込まれます。


例えば、週に一度の「自由ごはんの日」を設けたり、「今日は自分の部屋で過ごすね」と伝えることで、心地よい距離感を築くことができます。


また、「あなたとイヤというわけじゃないよ。ひとりの時間が欲しいの」と一言添えることで、相手も安心しやすくなります。



ベンチで高齢夫婦が座っている後ろ姿
今を大切にすることが、未来がより豊かになるのです

50代からの夫婦関係は、新たなステージ。

「一緒にいること」だけでなく、「それぞれの時間を楽しむ」ことで、より豊かな関係を築いていきましょう。


まずは、週に一度の「自由ごはんの日」からはじめてみませんか?

 
 
 
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