あなたの呼吸はどこに入っている?今の自分に合う呼吸の見つけ方
- xmiwa0923
- 11月1日
- 読了時間: 4分
「胸式呼吸と腹式呼吸、どっちが正解なんでしょう?」
ヨガや運動に興味がある方からも、不調に悩む方からも、呼吸についてよく聞かれる質問です。
正解を探す前に──
今、あなたはどんな呼吸をしていますか?
どこが膨らんで
どこに力が入って
どこが動いていないのか。

まずはその気づきが体を整える第一歩だと思うのです。
この記事では、“今の自分に合う呼吸”の見つけ方をやさしくお伝えします。
『胸式/腹式』その言葉に捉われなくていい理由
呼吸法には「正式な形」があります。
まずお伝えしたいのは、
胸式呼吸と腹式呼吸には、それぞれ正式なやり方があり目的によって使い分けられているということです。
リラックスや睡眠前 → 腹式呼吸
体幹安定やピラティス → 胸式呼吸
瞑想や自律神経の調整 → 腹式呼吸 多め
どれも素晴らしい方法ですだからこそ…
正しい形の前に、「感じられる身体」が大切。
形だけ胸やお腹を膨らませようとすると、
力が入りすぎて
✕ 苦しい
✕ 力みが強くなる
✕ かえって呼吸が浅くなる

なんてこともあります。
専門性を無視するのではなく、
順番を大切にしているということなんです。
呼吸は「言葉」より「身体の感覚」
胸式=胸を膨らませる
腹式=お腹を膨らませる呼吸と理解しても…
実際どこが動いてる?
腰に力入ってない?
苦しくない?
…と、体の感覚が迷子になりがち。
私自身、昔は反り腰が強くて胸を膨らませるように頑張りすぎて疲れてしまうこともありました。
その時、背中(特に肋骨の後ろ側)にそっと意識を向けてみたら──
✅呼吸がスーッと入る
✅胸が自然に広がる
✅腰や背中が今までと違う広がりを感じる
そんな変化がありました。

「私に合う呼吸はこれだったんだ」とスッと腑に落ちた瞬間でした。
今の呼吸はどこに入ってる?簡単チェック
30秒で「ラクな呼吸」が見えてくる
むずかしく考えずに、まずは確認から^^
「胸?お腹?背中?」
いまのあなたの呼吸がどこに入っているのか、一緒に感じてみましょう。
正解・不正解は一切なし。
ただ、あなたの体の声を聴いていくだけです🌿
では次に、
背中に呼吸を入れてみましょう。
背中側に息が広がる呼吸は、
背骨の動きを引き出し、姿勢を支える力を育てるのにとても有効です。
「胸」「お腹」だけでなく、
背中にも呼吸の通り道があることを
ここで一緒に感じていきましょう。
✔ STEP①
背骨を伸ばして座る(浅すぎず、深すぎず・肩の力はストン)
✔ STEP②
背中側(特に肋骨の後ろ側)に息が広がるように吸う
※椅子の背もたれをそっと押すイメージで
✅息がスーッと入る
✅胸が自然に広がる
✅腰や背中がラクに感じるこんな感覚があればOK💮
※お腹はできるだけ膨らませないように意識すると背中側が膨らみやすいです

✔ STEP③
吐く時は力まない肩はストンと下へお腹は自然に戻る
吐いたあと、
✅呼吸が深く入る
✅体が安定して感じるという感覚があれば、その調子で!
逆にこんなサインがある時は…
✕ 苦しい
✕ 肩や首がギュッと緊張
✕ 腰が反りすぎる
その場合は、
👉 胸に意識を向けすぎ
👉 お腹を大きく膨らませようと頑張りすぎかもしれません。
ちょっと方向を変えれば大丈夫✨
「楽に入る場所」を探してみましょう。
年齢とともに「感じにくくなる」だけ
呼吸は誰でもできるものですが、生活習慣や疲れが重なると…
・呼吸が浅い
・肋骨が動きにくい
・背中が硬くなる
・姿勢のクセが積み重なる
…そんなことが起こります。
でも感覚はちゃんと戻ってきます。今日できることはただひとつ。
「気持ちよく呼吸できる時間を1回つくる」こと。
それだけで十分です🌸

まとめ:正解探しより、今の自分と向き合う
呼吸はいつも、あなたと一緒。
・うまくできなくてもいい
・迷っても大丈夫
・今のあなたに合う形がある
しっくり感、気持ちよさ。
それが、今日のあなたの呼吸の正解です🍀

「ひとりだと分かりづらい…」と感じたら
呼吸は「体の声」を聴きやすい練習。
こんな方は、ぜひいちどご相談ください🌿
・体をなんとかラクにしたい
・自分の体がどうなっているか知りたい
・姿勢や動きのクセを見直したい
整体の視点をいかしながら体の使い方をやさしくお伝えしています。
女性専用|やさしく整うヨガ&整体お気軽にお問い合わせくださいね🌼
体の使い方をやさしくお伝えしています。
呼吸は、ひとりだとつい後回しにしてしまうもの。一緒に、今のあなたに合う整え方を見つけていきませんか?😊
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