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お知りの奥の痛みを和らげるストレッチ:効かない理由と効かせるコツ

  • 執筆者の写真: xmiwa0923
    xmiwa0923
  • 1月23日
  • 読了時間: 4分

更新日:1月25日

お尻の奥に感じる痛みの原因とは?

「お尻の奥が痛い」「ピンと貼った感じや痺れるような感覚がある..」そんな痛みありませんか?


お尻の奥の痛みや太ももうらに痛みがあって腰を丸める女性

そういった違和感や痛みは50歳を超える頃から多くなります。

この症状、実は多くのケースで股関節の動きが関係しているんですよ。



股関節周りの筋肉が固くなったりして痛みが出ているイラスト

股関節周りの筋肉が硬くなると、動きの制限が増し、腰やお尻に過剰な負担がかかります。

その結果、坐骨神経痛に似た症状が出る場合もあります。

(※痛みがある場合は必ず病院で必ず病院で診断を受けてください。この記事では、病院で異常なしと診断された方へ、お尻のストレッチ方法とそのコツをお伝えします。


これまで効き目がなかった方もその理由とコツを知り実践すると、少しずつ伸びる気持ちよさを感じて、今までと違う身体の変化や痛みの減少につながっていきます。


ゆっくり少しずつ進めていきましょう^^

  よくある、お尻にストレッチが効かない理由

お尻にアプローチするストレッチのひとつ、「仰向けで脚を4の字に組んで、脚を引き寄せるストレッチ」試されたことがある方も多いと思います。


ヨガマットに仰向けで、脚をクロスしてお尻をストしているレッチ


でも、これをしても「全然効かない」「お尻が伸びない」と感じる方もいます。

その理由は次の通りです。


1.背中や腰が丸くなっている

背中や腰が床から浮いてしまうと、脚を引き寄せる動きに腰が関与してしまい、本来伸ばしたいお尻が伸びきらず、効きにくくなります。

※イラストのオレンジのところがお尻です。丸くなり、伸びていません。

お尻のストレッチだけど、背中や腰がまるまってしまいお尻がのびていないイラスト

2.股関節の動きが少ない

本来、股関節で動かすべき脚の動きを、腰を丸めることで代償してしまう癖があるため、「股関節の動きが少なく、股関節の機能がおとろえていきます。

「股関節で動かす」ということはイラストの赤丸のところで脚を動かすということになります。


骨盤と股関節の骨格イラスト

でも、背中や腰が丸くなるということは、イラストのように「背骨や腰骨が動いていて股関節は動かない」といった動きになるのです。



骨盤、背骨のイラスト。背骨に赤丸印をつけて代償動作の説明

 

3.硬さが原因で他の部分が動いている

上身体が硬いと脚を引き寄せる際に、動かしやすい他の部分(首や頭など)が動いてしまい、結果としてお尻が十分に伸びないのです。


首や頭をの持ち上げて身体を丸めているイラスト

   効果的にお尻を伸ばす方法とコツ

お尻にしっかり効かせるためには、「背中や腰を床から離さず、股関節から脚を動かす」ことが大切です。



骨盤と股関節の骨格イラスト 股関節に赤丸印

以下の方法を試してみてください。


【ストレッチ方法】

1.仰向けになり、膝を立てます。

2.左足首を左膝の上に置き、脚を「4の字」にします。




(画像は手で右足を両手で引き寄せていますが、まだ引き寄せなくていいです)


3.右足のすねに長めのタオルやヨガベルトをかけ、それを両手で引き寄せます。

(赤い線がタオルです。身体が硬い方は長いタオルやベルトがいいです。)


4.この時、できるだけ頭、背中、腰、お尻を丸めないように、股関節から脚を引き寄せるように意識します。


5.身体の力を抜くようにまずは息を吐きます。そこから深く吸ったり吐いたり深呼吸を30秒〜1分します。息を吐く時は力を抜いてできるだけリラックス、吸う時はお尻に息がはいるようなイメージで。呼吸でお尻が少しずつ伸びていきます)


6.反対側も同じように行います。


   ストレッチを果的にするポイント

1.まずは力をぬいてリラックス。

脚を強引に引き寄せると、頭、背中、腰、お尻が動いてしまいます。できるだけ背中を床につけたまま、股関節から動くように意識することから始めてみましょう^^


どなたでも1日で柔軟性がでることはありません。

まずは「背中、腰お尻を床につけたまま脚を引き寄せるとは?どうやるんだろう」と意識をすることからのスタートが大切です。


2.力づくで無理やり引き寄せようとしない

硬さを感じる方は、無理に引き寄せようとせず、タオルやベルトなどを使って少しずつ伸ばしていきましょう。


3.呼吸で「広げる」イメージもおすすめ^^

呼吸をすると胸やお腹が広がるように「お尻を息をいれて広げる」とイメージしてみてください。


お尻の奥の筋肉が広がるイメージ

   コツを意識しながらストレッチを継続することで得られる効果

このストレッチを続けることで、次のような効果が期待できます:


【お尻や股関節周りの柔軟性が向上】

・可動域が広がり日常生活での動きがスムーズになります。

・お尻の奥の痛みや腰痛などの軽減が期待できます。

・骨盤の安定が高まり、背中や腰が自然に整い姿勢改善になります。

・身体を動かすことの習慣化、自信にもつながります。


女性が笑顔でにぎ李拳をしている ハッピーな様子

   まとめ

「脚を引き寄せる」動きは、頭や首や背中、腰などを動かして引き寄せてしまいがちです。

今までと意識を変えて「頭、首、背中、腰、お尻は床につけたままで、股関節から脚を動かすに変えていきましょう。(最初は身体が思うように動かなかったり、やり方がわからないかもしれません)

「脚を引き寄せる」という意識を「お尻を伸ばす」「お尻を広げる」のイメージでこつこつ取り組むことが大切です。


毎日の小さなケアが、数年後の大きな変化につながります^^




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